今回は太ももの前部分にある「内側広筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「大腿骨の裏側中央(大腿骨粗線)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「膝の内側(膝蓋骨を経て脛骨粗面)」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「内側広筋」は大腿四頭筋の中に含まれ、一番内側を走っている筋肉です。
(引用:同上)
主な働きは、膝を伸ばす動き(伸展)です。
(引用:同上)
「内側広筋」は他の3筋と異なり、特殊な筋走行をしています。
それはゴール地点に近づくにつれて、内側方向へと急カーブする走行です。
(引用:同上)
この走行は「内側広筋斜線維(VMO)」とも呼ばれ、膝蓋骨(お皿の骨)を安定させるうえで非常に重要な役割を担っています。
膝周りの安定性を高めるためにも、しっかりとトレーニングを行いましょう。
一言メモ
「内側広筋」は、膝を伸ばす動きの最終局面(ラスト10〜20度程度)でよく使われます。
トレーニングの際は、膝を伸ばしきるところまで力発揮を行うことがポイントです。
ぜひ筋肉の走行をイメージしながら、ケアをしていきましょう。
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