後脛骨筋:こうけいこつきん

今回は下腿にある「後脛骨筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
スネの深層にある筋肉ですね!

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「脛骨・腓骨の間の上部1/2(骨間膜)」です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点が「足裏の中央(第2・3・4・5中足骨底+舟状骨+楔状骨)になっています。

(引用:同上)

角度を変えて見てみると、よりわかりやすくなります。

(引用:同上)

Tomy
脛・腓骨と土踏まずをつないでいるんですね!

 

基礎情報

「後脛骨筋」は下腿の中で最も深層部に位置している筋肉です。

主な働きは「足首の背屈」動作と、

(引用:同上)

「足首の内反」動作の2種類です。

(引用:同上)

「後脛骨筋」は脛骨と腓骨の間に存在する”骨間膜”とつながっているため、慢性的な疲労を重ねると炎症を起こします。

この炎症を「シンスプリント」といい、陸上競技やサッカー、または冬場の走り込み練習などによって発症するケースが多いとされています。

これは足にかかる負担が大きいことで、「後脛骨筋」が維持している足底の”縦アーチ”が潰れてしまうことによって起こっています。

(引用:同上)

Tomy
強度の高いランニングをする際には注意が必要ですね。

表層からは見えず、かつ触ることもできない筋肉ですが、非常に重要な役割を果たしています。

ぜひ覚えておきましょう。

 

一言メモ

「後脛骨筋」は歩行やランニング時に欠かせない筋肉です。

日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。

tomy
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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>