今回は「肩の内旋(腕を内向きに回す動き)」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
関連する筋肉
「肩の内旋(腕を内向きに回す動き)」の際は、
- 広背筋+大円筋
- 大胸筋+三角筋(特に前部線維)
の2つの筋肉群が同時に働いています。
後面で使われる筋肉が「広背筋」と「大円筋」です↓
また前面で使われる筋肉が「大胸筋」と「三角筋」です↓
基礎情報
日常生活における「肩の内旋(腕を内向きに回す動き)」動作は
- デスクワークやピアノを演奏する動き(手の甲を上へ向ける動き)
- コップに水を注ぐ動き
などで使われています。
「内旋」と「外旋」は肩の基本動作ではありますが、見落とされがちな動きです。
しかし、この動きは”肩甲骨”と連動しています。
- 肩の内旋=肩甲骨の外転=猫背姿勢
- 肩の外旋=肩甲骨の内転=胸を張る動き
です。
姿勢を整える際は、腕の回旋動作と肩甲骨をセットで動かしてみましょう。
一言メモ
この動作は、ボールを投げる際(特にリリース後)にも大きく貢献します。
野球、バレー、テニスなどを行っている方は、ぜひ意識的にトレーニングしていきましょう。
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