今回は「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
関連する筋肉
「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」の際は、
- 円回内筋
- 方形回内筋
- (前腕)骨間膜
の3つの筋肉が働いています。
メインで使われる筋肉は「円回内筋」と↓
![](https://kinniku-no-hanashi.com/wp-content/uploads/2018/05/f2ed44d45d8cc3fcba2346b0a20bb798-220x300.png)
手首部分に位置する「方形回内筋」です↓
![](https://kinniku-no-hanashi.com/wp-content/uploads/2018/05/f5f626e74744a2a3ce3c3c2819c5e12c-220x300.png)
この動きは尺骨を軸に橈骨が回転する形をとるため、2つの骨を連動させる必要があります。
それを行っているのが「(前腕)骨間膜」です↓
![](https://kinniku-no-hanashi.com/wp-content/uploads/2018/05/9aab4c21a346ab48207dd44eed7171bb-220x300.png)
基礎情報
日常生活における「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」動作は
- デスクワークにおけるタイピングの動き
- ピアノを演奏する動き
- コップに水を注ぐ動き
などで使われています。
「前腕の屈筋群」とも連動して働く機会が多く、日常生活での使用頻度も高いです。
一言メモ
前腕の回内筋群と屈筋群のこわばりは、そのまま上腕〜肩へと連鎖していきます。
肩こり予防のためにも、筋肉のつながりをぜひ理解しておきましょう→肩〜腕①:前側(浅層フロントアームライン)
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