今回は「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
関連する筋肉
「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」の際は、
- 円回内筋
- 方形回内筋
- (前腕)骨間膜
の3つの筋肉が働いています。
メインで使われる筋肉は「円回内筋」と↓
手首部分に位置する「方形回内筋」です↓
この動きは尺骨を軸に橈骨が回転する形をとるため、2つの骨を連動させる必要があります。
それを行っているのが「(前腕)骨間膜」です↓
基礎情報
日常生活における「前腕の回内(上向きの手のひらを下へ向ける動き)」動作は
- デスクワークにおけるタイピングの動き
- ピアノを演奏する動き
- コップに水を注ぐ動き
などで使われています。
「前腕の屈筋群」とも連動して働く機会が多く、日常生活での使用頻度も高いです。
一言メモ
前腕の回内筋群と屈筋群のこわばりは、そのまま上腕〜肩へと連鎖していきます。
肩こり予防のためにも、筋肉のつながりをぜひ理解しておきましょう→肩〜腕①:前側(浅層フロントアームライン)
<セラピストの皆さんへ>
トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。
==
また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。
→【セラピストサロン】
ぜひ覗いてみてください。
シェア・ブックマークも忘れずに
「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。
コメントを残す