今回は下腿（ふくらはぎ）にある「長趾伸筋」についてです。
（引用：ヒューマン・アナトミー・アトラス（Visible Body）より）
Tomy
スネ前にある筋肉ですね！
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「脛骨の外側顆＋腓骨の上部2/3（前面）」です。
（引用：同上）
そして、ゴール地点が「四指の先端（末節骨）」になっています。
（引用：同上）
Tomy
腓骨と四指をつないでいるんですね！
基礎情報
「長趾伸筋」はその名の通り、四指を伸ばす（伸展）筋肉です。
足の指を伸ばす動きは、基本的に「長趾伸筋」と「長拇趾伸筋」がセットで働いています。
（引用：同上）
筋肉の走行は似ていますが、ゴール地点が大きく異なり、
- 長趾伸筋＝”四指”の先端（青◯）
- 長拇趾伸筋＝”拇趾”の先端（赤◯）
という特徴があります。
（引用：同上）
そのため「長趾伸筋」の影響を受けて、四指は同時に動かすことができます。
Tomy
つながっている筋肉が異なるので、拇趾は単独で動かせるんですね！
また「長趾伸筋」は足の甲部分を通っているため、「足首の背屈」も行います。
（引用：同上）
この筋肉は底屈筋と背屈筋のバランスを保つために必要不可欠です。
ぜひ覚えておきましょう。
一言メモ
「長趾伸筋」は足首と足指の動作において使われいます。
日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。
tomy
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