今回は臀部にある「大臀筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「骨盤の後ろ側(腸骨量の後方+仙骨・尾骨ライン)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「大腿骨(大転子)の外側+腸脛靭帯」になっています。
(引用:同上)
ゴール地点の一端は「大腿筋膜張筋」から始まる「腸脛靭帯」へと合流していく様子が見てとれます。
(引用:同上)
基礎情報
「大臀筋」は小臀筋と中臀筋の上(上層)にある筋肉です。
臀筋群の筋肉の走行を見てみると、最下層にある「小臀筋」は骨盤と大腿骨を”前”からつなぎ、
(引用:同上)
その上にある「中臀筋」は骨盤と大腿骨を”後ろ”からつなぎます。
(引用:同上)
そしてその中臀筋の上を「大臀筋」が後ろから斜めに覆っています。
(引用:同上)
大臀筋は立っている時や通常の歩行時にはあまり使われません。
基本的には、足を後ろへ15度以上引いたとき(股関節の伸展)に大きく使われ、
(引用:同上)
日常生活では、ランニング(歩幅を広げたウォーキングでも可)や階段登りの際に働いています。
また大臀筋の筋肉の走行は、仙骨と背骨を経て「広背筋」へとつながっていきます。
(引用:同上)
このラインは背面からの大きなパワーを活用するスポーツ時にとてもよく使われます。
トレーニングの際はぜひ一緒に鍛えていきましょう。
一言メモ
「大臀筋」は日常生活での安静時にはあまり使われていません。
しっかりと”狙って”トレーニングしていきましょう。
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