今回は前腕にある「長拇指伸筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「尺骨の中央(後面)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点が「拇指の先端(末節骨底)」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「長拇指伸筋」はその名の通り、拇指を伸ばす際に働きます。
単独で働くことは少なく、基本的には「短拇指伸筋」とセットになって働いています。
(引用:同上)
この2つの筋肉の違いとしては、
- 短拇指伸筋=橈骨→親指の付け根
- 長拇指伸筋=尺骨→親指の先端
です。
したがって「長拇指伸筋」のほうが筋長が長く、親指の先端を引っ張ることができるという特徴があります。
また筋肉の走行が手首の甲側を通ることから、手首の伸展動作にも貢献しています。
一言メモ
「長拇指伸筋」は親指と手首を伸ばす動作に必要不可欠です。
日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。
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