今回は肩甲骨にある「ローテーターカフ」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
筋肉の位置
ローテーターカフは
- 棘上筋
- 棘下筋
- 小円筋
- 肩甲下筋
の4つの筋肉で構成されています。
筋肉のスタート地点は「肩甲骨面(上下・前後)」です。
(引用:同上)
それぞれの筋肉のゴール地点は「上腕骨の先端」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「ローテーターカフ」は上腕骨を肩甲骨のくぼみに引きつけておく重要な筋肉群です。
上下と前後から上腕骨をしっかりと支えています。
(引用:同上)
腕を動かす大きな筋肉(「三角筋」「大胸筋」「広背筋」など)が十分にパワーを発揮するためには、このローテーターカフがきちんと上腕骨を固定しておく必要があります。
特に野球やアメフトの投球動作・テニスのスイング動作・水泳の回転動作の際には、必要不可欠な働きです。
また大きな牽引ストレス(引っ張られる力)がかかることで怪我の生じやすい部位なので、個別にトレーニングをしておくことが大切です。
一言メモ
「ローテーターカフ」は4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の総称です。
スムーズで安定した肩の回転運動を生み出すためには必須の働きとなりますので、ぜひセットで覚えておきましょう。
<セラピストの皆さんへ>
トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。
==
また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。
→【セラピストサロン】
ぜひ覗いてみてください。
シェア・ブックマークも忘れずに
「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。
コメントを残す