今回は「前腕の回外(下向きの手のひらを上へ向ける動き)」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
関連する筋肉
「前腕の回外(下向きの手のひらを上へ向ける動き)」の際は、
- 上腕二頭筋
- 腕橈骨筋
- 回外筋
- (前腕)骨間膜
の4つの筋肉が働いています。
メインで使われる筋肉は「上腕二頭筋」と↓
「腕橈骨筋」と↓
「回外筋」です↓
またこの動きは尺骨を軸に橈骨が回転する形をとるため、2つの骨を連動させる必要があります。
それを行っているのが「(前腕)骨間膜」です↓
基礎情報
日常生活における「前腕の回外(下向きの手のひらを上へ向ける動き)」動作は
- 手のひらの上に物を乗せる動き
- ドアノブを回す動き
などで使われています。
「前腕の伸筋群」とも連動して働く機会が多く、日常生活での使用頻度も高いです。
一言メモ
前腕の回外筋群と伸筋群のこわばりは、そのまま上腕〜肩へと連鎖していきます。
肩こり予防のためにも、筋肉のつながりをぜひ理解しておきましょう→肩〜腕②:後ろ側(浅層バックアームライン)
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