脊椎の側屈（背骨を横へ倒す動き）

今回は「脊椎の側屈（背骨を横へ倒す動き）」についてです。

（引用：ヒューマン・アナトミー・アトラス（Visible Body）より）

Tomy

体を横へ倒す動きですね！

関連する筋肉

「脊椎の側屈（背骨を横へ倒す動き）」の際は、

1. 腸腰筋
2. 腰方形筋
3. 内腹斜筋
4. 外腹斜筋
5. 脊柱起立筋

の５つの筋肉群が働いています。

この筋肉群は”体の面”と”層の深さ”によっていくつかに分けられます。

まず体の前面にあるのが「腸腰筋」で↓

体の後面にあるのが「腰方形筋」です↓

続いて、体の側面（脇腹部分）には「内腹斜筋」があり↓

内腹斜筋を包む形で「外腹斜筋」があります↓

そして、体の後面全体には「脊柱起立筋群」があります↓

これらの筋肉が協働することによって、側屈動作は構成されていることをぜひ覚えておきましょう。

Tomy

密集して強い力を発揮するんですね！

基礎情報

日常生活における「脊椎の側屈（背骨を横へ倒す動き）」動作は

• 体を横へ倒す動き
• 重い荷物を床から持ち上げる動き

などで使われています。

体幹の基本動作の１つであり、非常に使用頻度が高い動作です。

Tomy

体幹全体の筋肉が使われているんですね！

一言メモ

体幹周りは、たくさんの筋肉が連動して働いています。

”筋肉のつながり”や”層の違い”まで、ぜひ理解しておきましょう。

tomy

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