今回は背中にある「肩甲挙筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
*動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「首の横(第1〜4頸椎の横突起)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「肩甲骨の上角」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「肩甲挙筋」はその名の通り、肩甲骨を「挙上(上に引き上げる)」させる筋肉です。
(引用:同上)
ただ筋肉自体はあまり大きくないため、肩甲挙筋単体で働くことはほとんどありません。
挙上時は基本的に「僧帽筋」とセットで働いています。
(引用:同上)
このイラストからも、肩甲挙筋が僧帽筋の1つ下層で働いている様子が見て取れると思います。
しかしこれは逆に考えると、ストレッチがしにくい箇所でもあるということです。
首を斜め前方に倒すストレッチをすると、影響範囲の大きい僧帽筋が先に伸ばされ、下層にある肩甲挙筋が伸ばされる前に動きの限界を迎えてしまいます。
ストレッチ時は腕を上げて僧帽筋をゆるめた状態で、首を斜め前方に倒すことが大切です。
一言メモ
「肩甲挙筋」が硬くこわばると、肩甲骨の動きが低下してきます。
肩こりの要因にもなりうる箇所なので、ぜひきちんとケアをして柔らかい状態を保ちましょう。
*動画で学びたい方はこちら↓
<セラピストの皆さんへ>
トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。
==
また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。
→【セラピストサロン】
ぜひ覗いてみてください。
シェア・ブックマークも忘れずに
「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。
コメントを残す