今回は太もも裏にある「大腿二頭筋」についてです。
（引用：ヒューマン・アナトミー・アトラス（Visible Body）より）
Tomy
太もも裏にある大きな筋肉ですね！
筋肉の位置
大腿二頭筋はその名の通り「長頭」と「短頭」という２つの頭（スタート地点）をもっています。
長頭のスタート地点は「骨盤の下部（坐骨結節）」で、
（引用：同上）
短頭のスタート地点は「大腿骨の中央（粗線1/2）」です。
（引用：同上）
そして、ゴール地点は「膝関節の下の”外側”（脛骨外側顆＋腓骨頭）」になっています。
（引用：同上）
Tomy
骨盤と下腿を外からつないでいるんですね！
基礎情報
「大腿二頭筋」は半膜様筋・半腱様筋とともに「ハムストリングス」を構成している筋肉の１つです。
（引用：同上）
ハムストリングス全体が働くことで、膝を曲げる大きな力が生まれます。
（引用：同上）
このうち大腿二頭筋は膝関節の”外側”へとつながっているので、大腿二頭筋のみが働くと足は外へ回ります。
この動きを「外旋」といいます。
（引用：同上）
大腿二頭筋をトレーニングする際は「外旋位（つま先をやや外へ倒す動き）」にした状態で、膝を曲げていくことが大切です。
Tomy
大腿二頭筋は「外側」へ向かって走行していることを覚えておきましょう！
一言メモ
「ハムストリングス」のうち「大腿二頭筋」は”外側”へとつながり、半膜様筋・半腱様筋は”内側”へとつながります。
体のケアの際には、筋肉の走行をイメージしながら行うようにしましょう。
tomy
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