今回は首の前側にある「胸鎖乳突筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「胸骨&鎖骨」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「乳様突起」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「胸鎖乳突筋」は首に関わるほとんどの動きに関与しています。
首を前に倒す「屈曲」の動きや、
(引用:同上)
横に倒す「側屈」の動き、
(引用:同上)
真横に回す「回旋」の動き、
(引用:同上)
などの動作時に働いています。
筋肉の働きの「逆方向への動き」がストレッチ動作となりますから、胸鎖乳突筋へのストレッチはいくつかのバリエーションを用意しておくことが大切です。
また胸鎖乳突筋は、首の後ろ側にある「板状筋」と拮抗した働きをしています。
(引用:同上)
この2つの筋肉のバランスの乱れは、首周りの不快感にもつながります。
ケアの際は、ぜひセットでアプローチしていきましょう。
一言メモ
「胸鎖乳突筋」は首の動きを語る上で欠かせない筋肉です。
1つのストレッチ動作にこだわらず、伸び感を感じる部位を探すイメージでいろいろな動作を取り入れてみましょう。
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