今回は下腿にある「後脛骨筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「脛骨・腓骨の間の上部1/2(骨間膜)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点が「足裏の中央(第2・3・4・5中足骨底+舟状骨+楔状骨)」になっています。
(引用:同上)
角度を変えて見てみると、よりわかりやすくなります。
(引用:同上)
基礎情報
「後脛骨筋」は下腿の中で最も深層部に位置している筋肉です。
主な働きは「足首の背屈」動作と、
(引用:同上)
「足首の内反」動作の2種類です。
(引用:同上)
「後脛骨筋」は脛骨と腓骨の間に存在する”骨間膜”とつながっているため、慢性的な疲労を重ねると炎症を起こします。
この炎症を「シンスプリント」といい、陸上競技やサッカー、または冬場の走り込み練習などによって発症するケースが多いとされています。
これは足にかかる負担が大きいことで、「後脛骨筋」が維持している足底の”縦アーチ”が潰れてしまうことによって起こっています。
(引用:同上)
表層からは見えず、かつ触ることもできない筋肉ですが、非常に重要な役割を果たしています。
ぜひ覚えておきましょう。
一言メモ
「後脛骨筋」は歩行やランニング時に欠かせない筋肉です。
日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。
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