今回は腕の付け根にある「烏口腕筋」についてです。
（引用：ヒューマン・アナトミー・アトラス（Visible Body）より）
Tomy
肩甲骨と腕をつなぐ筋肉ですね！
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「烏口突起」です。
（引用：同上）
そして、ゴール地点は「上腕骨の中央部」になっています。
（引用：同上）
ハテナちゃん
烏口突起〜上腕骨につながる筋肉だから「烏口腕筋」なんですね！
基礎情報
「烏口腕筋」は肩甲骨を土台にして上腕骨を引っ張る筋肉です。
この筋肉が働くと、腕は前方および内側に動きます（屈曲と内転）。
（引用：同上）
しかしながら、筋長自体が短いこともあり、積極的に腕を引っ張るというよりは「補助の役割」が大きい筋肉です。
烏口腕筋が補助する筋肉の１つに「上腕二頭筋」があります。
「上腕二頭筋」は烏口突起からスタートしますが、ゴール地点が肘関節より下にあるため、肩単独の動きの際は不安定になりがちです。
そこでスタート地点付近を「烏口腕筋」が支える形をとっています。
（引用：同上）
腕を安定して動かすためには、重要な筋肉であることを覚えておきましょう。
Tomy
あまり目立ちはしませんが、大切な筋肉なんですね！
一言メモ
「烏口腕筋」は肩甲骨と腕をつなぐ大切な筋肉です。
上腕二頭筋のストレッチど同様の動きで伸ばされますから、ぜひきちんとケアしておきましょう。
tomy
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