短橈側手根伸筋:たんとうそくしゅこんしんきん

今回は前腕にある「短橈側手根伸筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
前腕の外側にある筋肉ですね!

※動画で学びたい方はこちら↓

 

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「上腕骨の外側上顆です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点が「中指の付け根(第3中手骨底)」になっています。

(引用:同上)

Tomy
肘と手首をつないでいるんですね!

 

基礎情報

「短橈側手根伸筋」は、手首を伸展させる筋肉です。

(引用:同上)

テニスのバックハンドなど、強い伸展力を求められる動きでよく働きます。

この手首の動きには

  • ”長”橈側手根伸筋
  • ”短”橈側手根伸筋
  • 尺側手根伸筋

の3つの筋肉が関わっています。

Tomy
まずは橈骨寄り(橈側)なのか、尺骨寄り(尺側)なのかで大別できますね!

「”長”橈側手根伸筋」「”短”橈側手根伸筋」はその名の通り、筋肉が長さが若干異なります。

(引用:同上)

上のイラストの赤◯「長橈側手根伸筋」で、青◯「長橈側手根伸筋」です。

「長橈側手根伸筋」がやや上方からスタートして”人差し指の付け根(第2中手骨)”にゴールしているのに対し、

「短橈側手根伸筋」はやや下方からスタートして”中指の付け根(第3中手骨)”にゴールしています。

Tomy
スタート位置の高さと、ゴールする骨が異なるんですね!

どちらの筋肉も橈骨沿いを辿っているため、「手首の橈屈」にも貢献しています。

機能に大きな違いはありませんが、違いを区別して理解しておくといいと思います。

 

一言メモ

「短橈側手根伸筋」は手首を動かすうえで必要不可欠です。

日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。

tomy
他のページも覗いてみてね。

※動画で学びたい方はこちら↓

 

 

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>