浅指屈筋:せんしくっきん

今回は前腕にある「浅指屈筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
前腕の浅い部分にある筋肉ですね!

※動画で学びたい方はこちら↓

 

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「肘の内側周辺(尺骨粗面+上腕骨内側上顆)です。

また筋幅が広く「橈骨の前側」にも付着しています。

(引用:同上)

そして、ゴール地点が「四指の中央(中節骨)」になっています。

(引用:同上)

Tomy
肘と四指をつないでいる大きい筋肉なんですね!

 

基礎情報

「浅指屈筋」は、四指を屈曲する(曲げる)筋肉です。

  • つり革につかまる
  • ラケットを握る
  • カバンを持ち上げる

といった物を握る動作の際によく働きます。

「浅指屈筋」は、その名の通り”浅層”に位置する筋肉です。

「浅指屈筋」の下には「深指屈筋」があり、この2つの筋肉は連動して働いています。

(引用:同上)

この連動によって四指が一斉に動き、”握力”が生じます。

手を自由に扱う人間にとっては非常に重要な筋肉であることをぜひ覚えておきましょう。

Tomy
物を掴む(握る)というのは、猿人類として重要な動きですね。

ちなみに「浅指屈筋」「深指屈筋」はゴール地点がやや異なっています。

「浅指屈筋」が四指の”中間部分”に付着するのに対し、

(引用:同上)

「深指屈筋」は四指の”先端部分”に付着していきます。

(引用:同上)

したがって、

  • 浅指屈筋=指全体を強く曲げることができる
  • 深指屈筋=指先の動きを細かくコントロールすることができる

という特徴があります。

ぜひ違いも合わせて覚えておきましょう。

 

一言メモ

「浅指屈筋」は握力を生み出すうえで必要不可欠です。

日常生活でも酷使されやすい筋肉なので、ぜひ丁寧にケアしていきましょう。

tomy
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※動画で学びたい方はこちら↓

 

 

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Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>