今回は胸の上部にある「鎖骨下筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「第1肋骨」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「鎖骨の中央部」になっています。
(引用:同上)
基礎情報
「鎖骨下筋」はあまり大きい起肉ではありません。
しかし、肩甲骨を動かす際にとても大切な役割を担っています。
鎖骨下筋の主な役割は「鎖骨を下方へ引く」こと、
(引用:同上)
「胸鎖関節の動きをサポートする」こと、
(引用:同上)
この2つです。
そもそも肩甲骨というのは、肋骨上に浮いているだけで結合していません。
肩甲骨の動きの支点は「胸鎖関節」にあります。
(引用:同上)
だからこそ、この関節部分には大きな負担がかかってきます。
その関節の動きをより近い位置でサポートしているのが「鎖骨下筋」であるわけです。
一言メモ
「鎖骨下筋」が弱くなると、肩甲骨の動きも支障が出てきます。
表面から触ることはできませんが、大きく肩をすくめる動き(挙上)を行うとストレッチされます。
姿勢を整えるためにも、ぜひしっかりとケアをしていきましょう。
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