今回は腹部にある「内腹斜筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「骨盤ライン(腸骨稜&鼠径靭帯)」になっています。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「肋骨のキワ(第8,9,10肋骨)」です。
(引用:同上)
背面にまで回りこむ横幅の大きい筋肉です。
(引用:同上)
基礎情報
「内腹斜筋」は肋骨と骨盤の距離を縮める動きにおいて役立ちます。
これは体幹の「側屈」と呼ばれる動きです。
(引用:同上)
腹部は層に分かれており、それぞれの層で「筋肉の線維走行」が異なるという特徴があります。
最下層に来る「腹横筋」は横向きに流れ、
(引用:同上)
その上に来る「内腹斜筋」は中央から外に向かって流れています。
(引用:同上)
またさらにその上に存在する「外腹斜筋」は外から中央に向かって流れていっています。
(引用:同上)
上の2つのイラストを見比べてみるとわかるように、上下に重なる内腹斜筋と外腹斜筋は線維方向が「交差」しています。
これは全体観で考えると「右の内腹斜筋」と「左の外腹斜筋」がセットで働くということでもあります。
(引用:同上)
体を捻る動き(回旋)の際は、腹斜筋群が連携して働くことをぜひ覚えておきましょう。
一言メモ
「内腹斜筋」が硬くこわばると、骨盤の回転動作に支障が生じてしまいます。
ケアやトレーニングの際は「筋肉の線維方向」を意識するとより効果的です。
ぜひ試してみてください。
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