肩甲下筋:けんこうかきん

今回は肩甲骨にある「肩甲下筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
肩甲骨の裏側にある筋肉ですね!

※動画で学びたい方はこちら↓

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「肩甲骨の裏側(肩甲下窩の前面)です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点は「上腕骨の前側(小結節)」になっています。

(引用:同上)

肩甲骨の裏側にあり、肋骨との間に存在している筋肉です。

(引用:同上)

Tomy
肩甲骨のに入っているから「肩甲下筋」なんですね!

 

基礎情報

「肩甲下筋」ローテーターカフ(肩甲骨と上腕骨をつなぐインナーマッスル部隊)の一員です。

主な役割は、上腕骨を前方から引っ張りながら肩甲骨のくぼみに近づけて安定させることです。

(引用:同上)

筋肉のゴール地点が上腕骨の前側にあることから、この筋肉が収縮すると腕は内向きに回ります(内旋

「広背筋」「大円筋」のゴール地点とほぼ同位置にあるため、内旋動作の際はこれらの筋肉とともに働きます。

(引用:同上)

ただ筋長が短いこともあり「肩甲下筋」単独で大きなパワーを発揮することはできません。

基本的には、広背筋や大円筋のサポートという形をとっています。

また、筋肉のバランスで考えると「小円筋」と拮抗しています。

(引用:同上)

肩甲骨と上腕骨を”前”から支えているのが「肩甲下筋」であり、”後ろ”から支えているのが「小円筋」です。

ぜひセットで覚えておきましょう。

Tomy
肩甲下筋は表面からは見えませんし、直接触ることもできませんが、とても大切な機能を担っているんですね!

 

一言メモ

「肩甲下筋」をストレッチするには、上腕骨の外旋動作が必要です。

特に肘を90度に曲げて脇につけた状態で(小さく前ならえ!の姿勢)、前腕を外に開いていく動きを行うと伸び感を得られます。

疲労を抱えやすい筋肉でもあるので、丁寧にケアしていきましょう。

tomy
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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>