今回は脇腹にある「前鋸筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「第1〜9肋骨の側面」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「肩甲骨の内側の”裏”側」になっています。
(引用:同上)
肩甲骨を外してみるとゴール地点がよくわかります。
(引用:同上)
基礎情報
「前鋸筋」は肋骨横から肩甲骨につながっているため、収縮すると肩甲骨を前方へ引っ張ります。
この動きを「外転」といいます。
(引用:同上)
基本的な外転動作の際には「小胸筋」とセットで働く特徴があります。
(引用:同上)
また前鋸筋というのは体の側面に位置している筋肉であるため、前と後ろの筋肉のつなぎ部分でもあります。
前鋸筋から前へのつながりは「外腹斜筋」となり、
(引用:同上)
後ろへのつながりは「菱形筋」となります。
(引用:同上)
特に「菱形筋」とは肩甲骨の内側縁を介してほぼ同ラインでつながっているため、肩甲骨のポジションを決める上で非常に重要な関係性をもっています。
(引用:同上)
バランスを意識してトレーニングをすることが大切です。
一言メモ
「前鋸筋」が硬くこわばると、肩甲骨が外へ流れて「猫背姿勢」になりやすくなります。
共に働く「小胸筋」、対になって働く「菱形筋」とのバランスも見ながらケアしていきましょう。
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