今回は「手首の外転(橈屈:手首を親指方向に倒す動き)」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
関連する筋肉
「手首の外転(橈屈:手首を親指方向に倒す動き)」の際は、
- 橈側手根屈筋
- 長橈側手根伸筋
- 短橈側手根伸筋
- 長拇指外転筋
- 短拇指伸筋
- 長拇指伸筋
の6つの筋肉が働いています。
オモテ面の”橈骨沿い”と↓
ウラ面の”橈骨沿い”に、
それぞれ全6種類の筋肉が存在しています。
では具体的に見ていきましょう。
まずはオモテ面の中央部分に「橈側手根屈筋」があります↓
橈骨沿い(親指側)には「長橈側手根伸筋」と↓
「短橈側手根伸筋」があります↓
ウラ面には、拇指につながっていく「長拇指外転筋」と↓
「短拇指伸筋」があります↓
そして、ウラ面の中央部分には「長拇指伸筋」があります↓
基礎情報
日常生活における「手首の外転(橈屈:手首を親指方向に倒す動き)」動作は
- 魚を釣り上げるときの動き
- 手を振る(バイバイ:掌を相手に向ける)動き
などで使われています。
この動作は「手首を立てる動き」であり、手首周りを強く固定したいときに使われます。
一言メモ
前腕筋群のこわばりは、そのまま上腕〜肩へと連鎖していきます。
肩こり予防のためにも、”筋肉のつながり”をぜひ理解しておきましょう。
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