今回は腹部にある「腹直筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「骨盤の前(恥骨稜)」になっています。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「肋骨の中央(第5~7肋骨&剣状突起)」です。
(引用:同上)
肋骨と骨盤を中央部分でつないでいる様子がわかります。
(引用:同上)
基礎情報
「腹直筋」は骨盤の角度をコントロールしています。
この筋肉が働くと骨盤の前方部分が上へと持ち上げられ、背中を丸める動き(後傾)になります。
(引用:同上)
この動きは「腰を守る」うえで非常に大切です。
腹直筋の弱さは腰の前傾姿勢をもたらし、いわゆる「反り腰」状態を誘発してしまいます。
腰の痛みに悩まされている人は、きちんとトレーニングしていきましょう。
腹直筋は1つの大きな筋線維ではなく、ブロックによって分けられています。
この仕切り部分を「腱画」といい、これは腹部をより細かく動かすために重要な役割を担っています。
(引用:同上)
筋線維部分と腱画部分との高低差が大きいほど「割れている」状態になります。
いわゆる”6パック”を作るためには、腹直筋を隆起させるとともに皮下脂肪を落とすことが大切です。
一言メモ
「腹直筋」は体の中央部にあり、存在感のある筋肉です。
見た目のかっこよさだけでなく、腰痛予防においても重要な部位です。
きちんとケア&トレーニングをしていきましょう。
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