全身:側面(ラテラルライン)*アナトミートレイン

今回は体の側面にある「ラテラルライン」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
全身の側面にある大きな筋肉群ですね!

動画で学びたい方はこちら↓

 

筋肉の位置

ラインのスタート地点は、耳の後ろの「乳様突起」周辺です。

ここから前方に向かって「胸鎖乳突筋」、後方に向かって「頭板状筋」が始まります。

(引用:同上)

胴体部分は「外肋間筋」「内肋間筋」を経て「外腹斜筋」へとつながります。

(引用:同上)

骨盤を境にして、下半身は「大臀筋」「大腿筋膜張筋」から始まります。

(引用:同上)

膝から下は「腓骨筋」となり、最終的には外くるぶしの裏を通って「土踏まず」へと繋がります。

(引用:同上)

Tomy
体の側面をまっすぐに下っているんですね!

 

基礎情報

「ラテラルライン」の主な役割は、動きの方向性のサポートです。

人間の動作は「屈曲」と「伸展」(いわゆる”曲げ伸ばし”)がメインになっています。

歩く動作1つをとっても、

  1. 股関節が”まっすぐ”前方に屈曲し、
  2. ひざ関節が”まっすぐ”前方に伸展し、
  3. 足関節(足首)が”ふらつかず”に踏み込む

という動きの組み合わせによって、効率のよい歩行動作が生み出されています。

(引用:同上)

もし「ラテラルライン」が機能しなくなると、一歩ごとに体が左右へとふらつくようになってしまいます。

一見するとあまり目立たないラインですが、

動きの”方向性”をサポートし、より効率的な運動ができるように体を支える』

という重要な役割を担っていることをぜひ覚えておきましょう。

Tomy
これらの筋肉群はセットで覚えておきたいですね!

 

一言メモ

「ラテラルライン」は安定性を保つために、弾力性の乏しい腱や膜状の組織で構成されています。

そのため、一旦硬くこわばると柔軟性を取り戻すのが大変です。

日常的にケアする習慣をもっていきましょう。

tomy
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動画で復習したい方はこちら↓

 

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Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>