今回は腹部にある「腹横筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
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筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「肋骨のキワ」と「骨盤のキワ(腸骨稜)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「骨盤の前(恥骨稜)」と「腹筋の中心(白線)」になっています。
(引用:同上)
腹部全体をしっかり覆っており、背面までつながっています。
(引用:同上)
基礎情報
「腹横筋」は数種類ある腹筋の中でも最下層に存在している筋肉です。
そのため、大きく伸びたり縮んだりすることはありません。
主な役割は「呼吸動作のサポート」と「腹圧の調整(お腹を引っ込める働き)」です。
腹横筋をよく見てみると、中央部に小さなポケットがあります。
ここには「腹直筋」が走行していきます。
(引用:同上)
そして「腹直筋」の横から腹横筋を包む形で「内腹斜筋」が走っています。
(引用:同上)
そしてさらに、これら全てを覆う形で「外腹斜筋」が存在しています。
(引用:同上)
「腹横筋」はまさに腹筋の土台であり、体幹部分の安定性を保つ上で非常に重要な役割を担っているのです。
一言メモ
「腹横筋」は着物で言う「さらし」の部分です。
「さらし」がキレイに巻けていないと着物が整わないように、腹横筋がきちんと働いていないと表層の腹筋群のパワーを生かすことができません。
ぜひきちんとトレーニング&ケアをしておきましょう。
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