今回は腹部にある「外腹斜筋」についてです。
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)
※動画で学びたい方はこちら↓
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「肋骨の側面(第5~12肋骨)」です。
(引用:同上)
そして、ゴール地点は「骨盤ライン(腸骨稜&鼠径靭帯&恥骨稜)」になっています。
(引用:同上)
左右の外腹斜筋を合わせると、腹部全体がすっぽりと埋まってしまいます。
(引用:同上)
基礎情報
「外腹斜筋」は骨盤を回す動き(回旋)においては左右別々に働きますが、お腹を丸める動き(前方屈曲)では同時に働きます。
(引用:同上)
これによって、1つ下層に存在している「腹直筋」の動きをサポートしています。
またこの筋肉の走行は、非常に興味深いです。
外腹斜筋は肋骨の側面から骨盤の中央部に向かって「斜め下方向」に走っています。
(引用:同上)
これを全体観で見てみると、肩甲骨から派生している「前鋸筋」と密接な関係があることがわかります。
(引用:同上)
体を回転させると肩甲骨がついてくる、もしくは肩甲骨を動かすと体が回転してくる…というのは、このような筋肉の連動によって生じています。
肩甲骨と腹筋群の関連性もぜひ覚えておきましょう。
一言メモ
「外腹斜筋」が硬くこわばると、体の連動性が阻害されます。
ケアやトレーニングの際は「肩甲骨の動き」から意識するとより効果的です。
ぜひ試してみてください。
※動画で学びたい方はこちら↓
<セラピストの皆さんへ>
トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。
==
また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。
→【セラピストサロン】
ぜひ覗いてみてください。
シェア・ブックマークも忘れずに
「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。
コメントを残す