手首の伸展(手首を甲側に倒す動き)

今回は「手首の伸展(手首を甲側に倒す動き)」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
手首と手指を伸ばす動きですね!

 

関連する筋肉

「手首の伸展(手首を甲側に倒す動き)」の際は、

  1. 示指伸筋
  2. 長橈側手根伸筋
  3. 短橈側手根伸筋
  4. 総指伸筋
  5. 尺側手根伸筋

の5つの筋肉が働いています。

この動作で使われる筋肉は「前腕伸筋群」と呼ばれます。

では上から順番に見ていきましょう。

まずは橈骨側(親指側)を走行する「長橈側手根伸筋」があります↓

次に同じく橈骨側(親指側)を走行する「短橈側手根伸筋」があります↓

続いて、人差し指を伸ばす「示指伸筋」があり↓

その上に四指全体につながる「総指伸筋:そうししんきん」があります↓

そして最後に、尺骨側(小指側)を走行する「尺側手根伸筋」があります↓

Tomy
まぎらわしいですが、それぞれ役割が微妙に異なるんですね。

 

基礎情報

日常生活における「手首の伸展(手首を甲側に倒す動き)」動作は

  • デスクワークやピアノの演奏をする動き
  • ほうきで掃く動き
  • 手を振る(バイバイ:掌を相手に向ける)動き

などで使われています。

手首の動きの使用頻度は高く、また負担も大きいです。

Tomy
意識的にケアをしていくことが大切ですね!

 

一言メモ

前腕伸筋群のこわばりは、そのまま上腕〜肩へと連鎖していきます。

肩こり予防のためにも、筋肉のつながりをぜひ理解しておきましょう→肩〜腕②:後ろ側(浅層バックアームライン)

tomy
他のページも覗いてみてね。

 

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>