今回は内股部分にある「恥骨筋」についてです。
（引用：ヒューマン・アナトミー・アトラス（Visible Body）より）
Tomy
太ももの内側にある筋肉ですね！
筋肉の位置
筋肉のスタート地点は「骨盤の下部（恥骨前面）」です。
（引用：同上）
そして、ゴール地点は「大腿骨の内側（小転子近く）」になっています。
（引用：同上）
Tomy
骨盤と大腿骨をつないでいるんですね！
基礎情報
「恥骨群」は内転筋群の１つであり、収縮によって股関節を内転（内に寄せる）させる働きがあります。
（引用：同上）
股関節近くに存在し、筋肉の長さが非常に短いため、大きな「動作」を生み出すことはできません。
しかし、大きな「パワー」をもっている筋肉として有名です。
また恥骨筋が働くと、骨盤は前方へと倒れます。
この動きを骨盤の「前傾（反り腰の動き）」といいます。
（引用：同上）
前傾動作に際してバランスをとっているのが「腹直筋」です。
腹直筋の収縮は骨盤の「後傾」をもたらし、骨盤の角度を適切な位置に保ち続ける働きをしています。
（引用：同上）
筋肉のバランスを意識したトレーニングが必要です。
Tomy
腹筋が弱くなると、内転筋群が相対的に強くなり、反り腰傾向→腰痛につながりやすくなるんですね。
一言メモ
「恥骨筋」へのストレッチの際は、骨盤でつながっている反対の足をやや外転位に置いておくことが大切です。
直接触ることもできますが、内転筋群の中に含まれてしまうため、特定することは難しいとされています。
腰痛緩和のためにもしっかりとケアをしていきましょう。
tomy
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