肩甲挙筋:けんこうきょきん

今回は背中にある「肩甲挙筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
首と肩甲骨の間にある筋肉ですね!

*動画で学びたい方はこちら↓

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「首の横(第1〜4頸椎の横突起)」です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点は「肩甲骨の上角になっています。

(引用:同上)

ハテナちゃん
肩甲骨の上にしっかりとくっついているんですね!

 

基礎情報

「肩甲挙筋」はその名の通り、肩甲骨を「挙上(上に引き上げる)」させる筋肉です。

(引用:同上)

ただ筋肉自体はあまり大きくないため、肩甲挙筋単体で働くことはほとんどありません。

挙上時は基本的に「僧帽筋」とセットで働いています。

(引用:同上)

このイラストからも、肩甲挙筋が僧帽筋の1つ下層で働いている様子が見て取れると思います。

しかしこれは逆に考えると、ストレッチがしにくい箇所でもあるということです。

首を斜め前方に倒すストレッチをすると、影響範囲の大きい僧帽筋が先に伸ばされ、下層にある肩甲挙筋が伸ばされる前に動きの限界を迎えてしまいます

ストレッチ時は腕を上げて僧帽筋をゆるめた状態で、首を斜め前方に倒すことが大切です。

Tomy
筋肉の位置関係をよく理解すると、ストレッチ効果も高まるんですね!

 

一言メモ

「肩甲挙筋」が硬くこわばると、肩甲骨の動きが低下してきます。

肩こりの要因にもなりうる箇所なので、ぜひきちんとケアをして柔らかい状態を保ちましょう。

tomy
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*動画で学びたい方はこちら↓

 

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>