内側広筋:ないそくこうきん

今回は太ももの前部分にある「内側広筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
太ももの前側にある大きな筋肉ですね!

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「大腿骨の裏側中央(大腿骨粗線)です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点は「膝の内側(膝蓋骨を経て脛骨粗面)」になっています。

(引用:同上)

Tomy
大腿骨と膝を内側からつないでいるんですね!

 

基礎情報

「内側広筋」は大腿四頭筋の中に含まれ、一番内側を走っている筋肉です。

(引用:同上)

主な働きは、膝を伸ばす動き(伸展)です。

(引用:同上)

「内側広筋」は他の3筋と異なり、特殊な筋走行をしています。

それはゴール地点に近づくにつれて、内側方向へと急カーブする走行です。

(引用:同上)

この走行は「内側広筋斜線維(VMO)」とも呼ばれ、膝蓋骨(お皿の骨)を安定させるうえで非常に重要な役割を担っています。

膝周りの安定性を高めるためにも、しっかりとトレーニングを行いましょう。

Tomy
大腿四頭筋の他の筋肉もセットで覚えておきたいですね!

 

一言メモ

「内側広筋」は、膝を伸ばす動きの最終局面(ラスト10〜20度程度)でよく使われます。

トレーニングの際は、膝を伸ばしきるところまで力発揮を行うことがポイントです。

ぜひ筋肉の走行をイメージしながら、ケアをしていきましょう。

tomy
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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>