外腹斜筋:がいふくしゃきん

今回は腹部にある「外腹斜筋」についてです。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

Tomy
お腹全体を大きく包み込んでいるんですね!

※動画で学びたい方はこちら↓

 

筋肉の位置

筋肉のスタート地点は「肋骨の側面(第5~12肋骨)」です。

(引用:同上)

そして、ゴール地点は「骨盤ライン(腸骨稜&鼠径靭帯&恥骨稜)」になっています。

(引用:同上)

左右の外腹斜筋を合わせると、腹部全体がすっぽりと埋まってしまいます。

(引用:同上)

ハテナちゃん
腹筋群の外フレームの役割を担っているわけですね!

 

基礎情報

「外腹斜筋」は骨盤を回す動き(回旋)においては左右別々に働きますが、お腹を丸める動き(前方屈曲)では同時に働きます。

 

(引用:同上)

これによって、1つ下層に存在している「腹直筋」の動きをサポートしています。

またこの筋肉の走行は、非常に興味深いです。

外腹斜筋は肋骨の側面から骨盤の中央部に向かって「斜め下方向」に走っています。

(引用:同上)

これを全体観で見てみると、肩甲骨から派生している「前鋸筋」と密接な関係があることがわかります。

(引用:同上)

体を回転させると肩甲骨がついてくる、もしくは肩甲骨を動かすと体が回転してくる…というのは、このような筋肉の連動によって生じています。

肩甲骨と腹筋群の関連性もぜひ覚えておきましょう。

Tomy
筋肉のつながりはとても美しいですね!

 

一言メモ

「外腹斜筋」が硬くこわばると、体の連動性が阻害されます。

ケアやトレーニングの際は「肩甲骨の動き」から意識するとより効果的です。

ぜひ試してみてください。

tomy
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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>